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『戦艦大和VS邪神戦艦大和』(林譲治)
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  • クトゥルー@創土社
  • 2018/04/20 (Fri) 10:03:31
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Re: 『戦艦大和VS邪神戦艦大和』(林譲治)
架空戦記ものにCthulhu要素を加えた作品。Cthulhu神話を知らない人でも架空戦記ものとして楽しめる。歴史に沿って進めながら、作中で登場人物達が口にする様に、歴史からの逸脱に至る。残念なのは、戦記ものと云うより戦争に関する物事はは守備範囲外なので、作中にしばしば語られる第二次大戦の戦局と展開が歴史通りなのか最初から逸脱しているのかが判らない事。又、
山本五十六が実在人物だと云うのは知っているが、他は誰が実在で誰が架空の人物なのかもよく判らなかった。逆にそうした辺りが判る人には存分に楽しめる作品だったのではないだろうか。
  • ZEPHYROS
  • 2018/04/24 (Tue) 21:17:47
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SFであり、架空戦記である
林譲治は架空戦記作家としてデビューした。
しかしそのバックボーンはSFであって、勿論SF作品も書いているし、そもそもパソ通時代はSF系フォーラムに所属していた活発な会員だった。
本作にはこの二大特徴がよく出ているのではないかと思う。
架空戦記であり、クトゥルーものであり、かつSFでもある。
そのあたりの仕掛けが最も良く凝縮されているのが、主人公である和田の身の上で、これは同じCMFで菊地秀行が使ったのと同じような手法でありながら、よりSF的な論理性で一貫している。
しかし、文章としてはやはり架空戦記なのかな。格別登場人物の心情や、五官に言及することなく、事実を淡々と並べていく表現方法は、だめな人はだめなのかも。しかしこの乾いた文章が、じっとりとしたクトゥルーの恐ろしさを、背景からじわじわと強めてくれるのではないか。
  • とら
  • 2018/06/29 (Fri) 19:05:28
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Re: 『戦艦大和VS邪神戦艦大和』(林譲治)
大和のその後があんなになってしまった。西暦2190年代初頭以降の遊星爆弾によるガミラス侵攻にはどう対処する!と、思ったが、そんなこともあろうかと、あっちを使うという、その対策も出来ていたのがよかった。
  • ちゅるふ
  • 2018/06/29 (Fri) 20:18:29
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